ピルや薬について考える

いつも考えることがあってですね。

ピルは飲み続けても良いのか?
薬は飲み続けても良いのか?巡り巡ってヒトへの影響は?

もちろん薬は、病気で苦しんでいる方々の助けになっていることは百も承知ですが、中には減らすことができるもの予防することができるものもあるのではないかといつも思ってしまう。

「飲み続ける」ことは正解なのか?

「臭いものには蓋をする」ではないが、ヒトは、飲めば消えてなくなる、トイレに流せば消えてなくなる、と思いがちなのかもしれないですね~。

医薬品や化学物質の河川・海洋への流出を、ヒトはヒトなのだからもっと認識すべきなのではないかと最近考えてしまう。


これは私の経験談ですが、
初経(初潮)がきた頃からずっと月経不順で、ひどい時には3か月ずっと不正出血が続いたり、逆に3か月も来なかったりということが何度もあって。

20歳以降はずっと婦人科に通っていたし(行っていない時期・期間もある)、そのたびにピル(ホルモン剤)を処方されていました。

さすがに3か月も続いているとか、来ないというのは異常だと思うし、素直に処方された薬を飲んでいたが、私の場合は低用量ピルでも体に全く合わず副作用がひどかったんです。

そんな状況だったにもかかわらず、私は生理用品を布ナプキンに替えただけで全て改善しました。
もう10年以上ピルは飲んでいないし、月経不順も月経痛もありません。
(これはあくまでも個人の変化・感想です。もちろん布ナプキンだけではなく、他にも色々と助けになってくれるものはあります。)


今SNSでも婦人科の医師やインフルエンサーが簡単にピルをすすめているのをよく見かけます。
そしてそれがいかにも素晴らしいこと、あたりまえのことのように、簡単に書かれていることに違和感・・・。

友人でも月経痛がひどく、もう10年以上もピルを飲み続けている人がいます。
たしかに寝込むほどの人や苦しんでいる人にとって、そのピルは助けになっているのかもしれない。
でもそんなふうに10年以上もずっと飲み続けなければいけない状況は、良いのだろうか?健康と言えるのだろうか?
そして医師は(一時的ではなく)簡単に処方し続けてもいいのだろうか?

原因を解決しなければ、ずっと飲み続けることになり、そしてそれを河川や海洋に垂れ流しにし続けることになるのです。

(医薬品の河川への流出問題については前にも記載したので、そちらもご参照ください。)

先日受講したセミナーでは、イギリスでの経口避妊薬(低用量ピル)の問題についても聴きました。

イギリスの河川では、経口避妊薬に含まれる有効成分・1日たったの10gの流出で、魚類に影響を与えていることが判明しました。(オスの魚の精巣に卵が発見されている/魚類のメス化)

国土交通省によると多摩川で捕獲された雄コイの一部にも同じ現象が起きていることがわかっています。

もちろん経口避妊薬だけではなく、女性が自然に排出している天然のエストロゲンも排出されています。

天然に排出されるものはまだ仕方がないとして、人工物の排出量は減らすことができるのではないでしょうか。
そしてもちろん、ピルだけではなく他の医薬品・化学物質も流出しています。

化学物質のCAS登録件数はもうすぐ2億個を突破します。(もう突破しているかも!?)

この流出問題は、魚類の生死の問題や異常行動だけではなく、巡りり巡って私たちヒトにも影響してくる問題です。

本当に必要な人に必要な薬が届けられるべきだとは思うし、早く治すために一時期だけ使用するのは良いと思いますが、何年も何十年も飲み続けなければいけない場合は、自分の身体にも生物にも影響があるともっと認識したほうが良いのではないでしょうか。

(昨今のワ〇チン、これだけの人数が一斉に接種して、どれだけの量の化学物質が流出したのだろうか・・・考えるだけでもぞっとします。)